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広報くらしき 2019年6月号

《特集1》実際に避難所までの経路を歩いて確認し風水害に備えましょう!(1)

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岡山県倉敷市

「洪水・土砂災害ハザードマップ」を見て実際に避難所までの経路を歩いて確認し風水害に備えましょう!
初夏から秋にかけては、梅雨前線や台風などの影響により、大雨・洪水・暴風・高潮による自然災害が発生しやすい時期です。住んでいる地域などの特性を知り、災害が発生する恐れがある場合、安全に避難できるよう、日頃から避難時の注意点や、情報収集の方法などを確認しておきましょう。

■いざというときのために、自分の地域の避難所を確認しましょう
台風や局地的豪雨などによる風水害に備えるため、市では洪水・土砂災害ハザードマップを作成しています。マップは、倉敷(北部・南部)地区、児島地区、玉島地区、水島地区、真備・船穂地区の5種類(現行版は平成29年作成)です。マップは、市ホームページから確認できる他、本庁防災危機管理室、各支所総務課などにお問い合わせください。平成30年7月豪雨でも、マップの浸水想定区域と、実際の浸水域はほぼ一致していました。いざというときに、素早く安全に避難できるよう、避難場所や避難経路など災害時の備えについて、家族や地域の皆さんで話し合っておきましょう。
また、避難所は全ての災害に対応しているわけではありません。避難所によっては、山際で土砂災害の警戒区域の中や、沿岸部では高潮被害を受けやすい場所にある場合もありますので、災害の種別によって、避難する避難所が変わります。このため普段から、災害の種別による避難所を、ハザードマップで確認し、実際に避難経路を歩いて確認しておきましょう。

■「洪水・土砂災害ハザードマップ」の見方
◆土砂災害特別警戒区域を赤斜線マークで表示
土砂災害が発生する恐れがある警戒区域内で、建物が壊れるなど、住民に著しい危険が及ぶ恐れがある区域として、県が指定している特別警戒区域を表示

◆指定避難所・指定緊急避難場所ごとに、災害種別による使用の可否を○×で表示

◆5段階の警戒レベルと避難情報など
◇警戒レベル1
避難情報など:警報級の可能性《気象庁が発表》
避難行動など:災害への心構えを高める

◇警戒レベル2
避難情報など:洪水注意報 大雨注意報《気象庁が発表》
避難行動など:避難に備え、ハザードマップなどにより、自らの避難行動を確認する

◇警戒レベル3(高齢者などは避難)
避難情報など:避難準備・高齢者等避難開始《市町村が発令》
避難行動など:避難に時間を要する人(高齢者・障がいのある人・乳幼児など)とその支援者は避難を開始する。その他の人は、避難の準備を整える

◇警戒レベル4(全員避難)
避難情報など:避難指示(緊急) 避難勧告《市町村が発令》
避難行動など:速やかに避難場所へ避難する。避難場所までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所への避難や、自宅内のより安全な場所に避難する

◇警戒レベル5
避難情報など:災害発生情報《市町村が発令》
避難行動など:すでに災害が発生。命を守るための最善の行動を取る

※必ずしも、この順番で発令されるとは限りません。

◆市が発令する避難情報などを入手できます
市ホームページ:https://www.city.kurashiki.okayama.jp/
市公式ツイッター:https://twitter.com/kurashiki_city/

◆おかやま防災情報メールを登録しておきましょう
大雨・洪水などの警報や注意報、県内の観測情報(雨量・河川水位・潮位など)が随時配信されます。県ホームページ「おかやま防災ポータル」http://www.bousai.pref.okayama.jp/bousai/sp/mail/から登録できます。

■国が、避難情報などに5段階の警戒レベルを導入します
平成30年7月豪雨を受け、5段階の警戒レベルが導入されます(上図。川が増水しやすい出水期から導入予定)。警戒レベルと、それに対応する避難情報・避難行動などを確認しておきましょう。

■避難の際は、こんなことに注意しましょう
・テレビやラジオなどの情報や、市からの避難情報、県の「おかやま防災情報メール」(登録が必要)に注意するとともに、雨の降り方や周辺の状況を考慮し、早めの避難を心掛ける。
・原則として徒歩で避難する。高齢者や体の不自由な人の避難に車を利用する場合は、安全な経路で。
・服装は目に付きやすく動きやすいもので、長袖・長ズボンが望ましい。
・長靴は、水が入ると歩きにくくなるため、運動靴で。
・荷物は最小限に。水や食料などは、当面必要な量を持参する。
・ガスや水道の元栓を閉め、電気のブレーカーを落として避難する。
・隣近所の人に声を掛け、一緒に避難する。
・狭い道や崖の下、川のそばなどは、なるべく避ける。
・冠水後に避難する場合は、長い棒などで足元の安全を確認しながら移動する。

■災害発生時の避難所の運営について
市では、大規模災害発生時に、避難者の皆さんが自ら避難所の開設・運営を円滑に行うことを目的として、「どの時点で・何を」するのか、「何を・どのように」するのかを掲載した、「市避難所運営マニュアル」を作成しています。マニュアルは、避難所の備蓄ロッカーに設置している他、市ホームページ・本庁防災危機管理室・各支所総務課などで配布しています。

◇避難所運営で知っておいてほしいこと
(1)避難所はみんなで運営しなければなりません。みんなで協力し合い、一日も早く以前の生活に戻ることを目指しましょう。市は、避難所運営の支援を行います。
(2)避難者の中には配慮が必要な人がいます。高齢者、障がいのある人、妊産婦、乳幼児、持病のある人などの体調が悪くならないように、スペースの確保や避難者全員で見守る体制作りが重要です。見守り体制により、多くの人が安心して過ごすことができる環境が維持できます。
(3)避難者は避難所の外にもいます。避難者は避難所にいる人だけではありません。車中・テント生活者など、避難所以外の場所に滞在する人にも支援が必要です。
(4)健康維持は衛生への配慮から。ライフラインの途絶や集団生活といった条件の避難所では、感染症や食中毒などの危険性が高まります。トイレの衛生対策をはじめ、うがい、手洗いなど、発災直後から衛生管理に徹底して取り組む必要があります。

■日常からの備え
災害に備えて、いつでも避難できるようにしましょう。各家庭の事情に合わせた、非常持ち出し品(一時持ち出し品)をまとめておき、すぐ持ち出せるよう準備しましょう。
※避難所などで、市が薬を用意することはできません。また、食物アレルギーに対応した非常食をすぐに準備することができない場合があります。

◆非常持ち出し品の例
◇道具
・携帯ラジオ
・缶切り
・懐中電灯
・ライター
・予備の乾電池
・ナイフ

◇医療・衛生
・常備薬
・防じんマスク
・生理用品
・携帯トイレ
・救急薬品(ばんそうこう、包帯など)

◇水・食料
・飲料水
・非常食(3日分程度)

◇貴重品
・現金
・印鑑
・身分証明書・通帳

◇衣類
・上着(防寒着)
・雨がっぱ
・下着・靴下

◇生活用品
・ティッシュペーパー
・カイロ
・タオル
・食品用ラップ

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※広告は一般社団法人オープン・コーポレイツ・ジャパンが掲載しているものであり、広報紙を発行している自治体とは何ら関係ありません。

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